「グッバイ・レーニン」を見逃していたのでダニエル・ブリュールをスクリーンで初めて観たのはコレだった。
メモには
「こんなに退屈な映画は久しぶりだ。」と書いてある。
静岡シネギャラリーにて。
2…
・ギュンターは繊細な人でその上若いから危ない橋を渡るか渡らないかのギリギリをずっと生きている感じ
・1番の理解者に恋情を抱ければ苦労しないのにね
・愛の形がいくつもあってそれが同時に混ざり合うと…
「青い棘」
このナイーブなルックスを持つブリュールとディール…この美しき青年が起す事件。これは後に“シュテークリッツ校の悲劇”とベルリン中に知り渡る。本作は愛が巻き起こす狂気の若者を描写した作…
とにかく美しい。
夢の中のような青春時代真っ只中、
というのが映像からばしばしと伝わった。
光と影、特に肌のなまめかしさが印象に残る。
BGMの使い方も視聴者にわかりやすく感情を与えてくれた。
大…
合う人にはなかなかたまらない話なのでは、という感じのやや退廃的なムードの漂う感じの映画。実話と思うとトリッキーだけど、独善感に見た後になんとも言えないモヤっとした感覚が残る。若いブリュールさんの色気…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エリは一見みじめな役回りに見えるけど、ギュンターやヒルデたちの退廃的で空疎な空気に染まらず、地に足をつけて生きる力がある人物として描かれてるのが好き。パウルを引き留めたのはエリのその現実に繋がる存在…
>>続きを読むパウルが労働者階級の苦学生だということは映画ではハッキリ描かれてないような。ドイツでは有名な事件だから前提は知っているものとして作られているのか、貧富は問題じゃなかったということなのか。でもやっぱど…
>>続きを読む「僕等は、一番美しい瞬間にこの世を去るべきではないかーー」
舞台は1927年ドイツ。実際に起きた若者の自殺事件を元にした、愛と破滅の物語。
ダニエル・ブリュール主演、トゥーレ・リントハート出演に惹…