原作末尾、特にそこに登場する車に轢かれた「薄っぺらな猫」の大ファンとしては、何か違う
やがて道路の染みになり、消え、蒸発してしまうだろう「薄っぺらな猫」の無名性を輝かせるような、厚みのない名付けの…
話はあるのか無いのか分からんが、ずっと面白かった!
最後のおかしくなった勝新が芝居、台詞共にキマっている。
ずっと1人で話している渥美清も面白いし、それを相手にしない勝新も最高!
俺が見ていた新宿と…
不可解な人間たちや事件に巻き込まれていく探偵を勝新が演じる。
依頼を受けて失踪人を調査をするものの、結局どうにもこうにも分からないことだらけで、じわじわと探偵に静かに押し寄せる焦燥感。
そして探偵は…
勝新太郎演じる探偵は謎めいた女から失踪した夫の捜索依頼を受ける。探偵は行く先々で風変わりな人間や奇怪な事件に遭遇する…。安部公房原作を勅使河原宏監督が映像化。不条理系というほどではないが雲をつかむ様…
>>続きを読むNo.4607
★安部公房×勅使河原宏「失踪」三部作の第三弾
①砂の女 1964 監督:勅使河原宏,脚本:安部公房
②他人の顔 1966 監督:勅使河原宏,脚本…