ヴェルヴェットのニコとの思い出を綴ったようなガレル自伝的作品。
血の気のない冷たさを感じる無音のショットの連続にうっとりする。
離れてはくっつき…を繰り返し共依存的関係にある二人を待ち受けている破滅…
フィリップ・ガレル×アンヌ・ヴィアゼムスキーという作品にも関わらず、何故か一度も見たことがなかった、TSUTAYAにでもずっと前からレンタルされてたのに。四方田犬彦さんのゴダールの本を読んで、見てな…
>>続きを読むガレルが丁度ニコと離婚する時期に制作したニコとの時間を記録した作品。ほぼすべてを固定ショットでやりきる凄さとその構図の絵画的美しさ。彼女の記憶を映画の中に閉じ込めたいと思うほどの愛があるのに対して、…
>>続きを読むガレル監督が、同年に離婚した元ヴェルベット・アンダーグラウンドのニコとの思い出を描いたとされる一本。主演はアンヌ・ヴィアゼムスキー(当時32歳)と「たぶん悪魔が」(1976)で友人の生態学者を演じた…
>>続きを読む傑作!。フィリップ・ガレル作品で画面の構成力が傑出している。茂みの中からヴィアセムスキーの目だけが見えるショット、窓の反射を巧みに活用した鏡面ショットなど、鮮烈なイメージの数々にエクスタシーを感じた…
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