秘密の子供に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『秘密の子供』に投稿された感想・評価

人間
3.5

ヴェルヴェットのニコとの思い出を綴ったようなガレル自伝的作品。
血の気のない冷たさを感じる無音のショットの連続にうっとりする。
離れてはくっつき…を繰り返し共依存的関係にある二人を待ち受けている破滅…

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フィリップ・ガレル×アンヌ・ヴィアゼムスキーという作品にも関わらず、何故か一度も見たことがなかった、TSUTAYAにでもずっと前からレンタルされてたのに。四方田犬彦さんのゴダールの本を読んで、見てな…

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3.6
こういう映画を作らせるのは未練なのか何なのか。モノクロの映像が雰囲気があって良い。
小春
3.6
切ない、寂びしい、憂い気
そんな雰囲気
もしカラーだったらここまでには至ってないんだろうな
S
4.0

ガレルが丁度ニコと離婚する時期に制作したニコとの時間を記録した作品。ほぼすべてを固定ショットでやりきる凄さとその構図の絵画的美しさ。彼女の記憶を映画の中に閉じ込めたいと思うほどの愛があるのに対して、…

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ガレル監督が、同年に離婚した元ヴェルベット・アンダーグラウンドのニコとの思い出を描いたとされる一本。主演はアンヌ・ヴィアゼムスキー(当時32歳)と「たぶん悪魔が」(1976)で友人の生態学者を演じた…

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3.9
ガレルがニコとの思い出を消すまいとしてる意地、執念みたいなものが感じとれていい。

窓の反射でお腹がいっぱい。ガレルの中でもずば抜けて画面の構成力がある気がした。
胸が痛む
詩みたいな映画だった
断片的につづられるからよけい切なさとかが強調される。
綺麗
窓のシーンとても綺麗で切ない
TagTak
4.0

傑作!。フィリップ・ガレル作品で画面の構成力が傑出している。茂みの中からヴィアセムスキーの目だけが見えるショット、窓の反射を巧みに活用した鏡面ショットなど、鮮烈なイメージの数々にエクスタシーを感じた…

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河
3.6
初期の大味かつ逸脱した演出と今に至る最小限で厳格な普遍性志向みたいなものが共存している感じがあって、過渡期の作品なんだろうなと思った ピアノのフレーズにも入り方にも古さを感じてしまった

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