「親の因果が子に報う」が、「親の報いは子が晴らす」に、私の印象が変わった木下恵介監督のヒューマニズム映画の力作。阿蘇の小作人家同志のさだ子高峰秀子と隆佐田啓二は相思相愛だったが、隆の出征中に、村の長…
>>続きを読む永遠に離れられない人。
昭和7年、阿蘇。戦地に向かった恋人の隆を待つさだ子は、負傷により除隊した大地主の息子平兵衛と無理矢理結婚させられる。その後隆が帰還し、二人は駆け落ちを決意するも、隆が約束の…
高峰秀子が上手い。最初の娘のときから10年後、ガラッと雰囲気が変わってドスの利いた口調の奥様に。
表情や、まとっている空気感が全然違う。
若かりし田村正和も登場。悲劇の子を演じる。
仲代達矢は悪…
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