あぁ そういやキム・セロンって天才だったんだ…
父親に捨てられた事実を受け入れられない9歳の少女の、悲しくも切ない失意の日々と、そこからの再生を描く
韓国から養子としてフランスへ渡った監督自らの…
監督の実体験をもとに作られ、その事を映画にするというのはどれほどの想いの強さかが読み取れます。
施設に入った時から別の人生を歩く事を余儀なくされ、その辛さ、段々と諦めから前向きになろうとする心の動き…
『アジョシ』が印象的だったキム・セロン、今作はその『アジョシ』より前の作品で映画デビュー作っぽい。
そんな彼女は子役で名を馳せ大人になり、“飲酒運転事故”で謹慎…復帰したと思ったら…今年残念な訃報……
新しい服を買ってくれて、美味しいものを食べさせてくれて、ケーキも買ってくれて、それで次に自分が捨てられるなんて誰が思う?
大人でも恋愛で相手にいきなり振られたら信じたくなくて、もしかしたらまだ…と…
カトリック系の児童養護施設で少女たちが怪我をした小鳥を保護する。木箱の中の「ぽわん」とした表情が可愛らしい。台所から持ってきたナニカを、引きちぎって与えている。パンフレットの採録シナリオで確認すると…
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