・商事会社の社長夫人桃子、自身の地位の安泰を図るべく自分の末妹杏子と夫の末弟三郎の結婚を画策するの巻
・昨年末に“今年の恋”を観た時にフィルマで似ている作品に挙げられてて気になってた作品
・オープニ…
1959年製作公開。原作源氏鶏太。脚色白坂依志夫。監督増村保造。角川シネマ有楽町で若尾文子特集を開催する度に観に行こうとリストアップしていたのですが、ここまで機会に恵まれず。タイトルロールの脚本と監…
>>続きを読むなんだったんだろうかこれは。
高度経済成長期の「勝ち馬に乗っておけば大丈夫」といった価値観が前提にあり、現代であればありえない結末にも問題提起の余韻すら感じられない。
はっきり言って受け入れがた…
ほとんどの登場人物が欲望drivenで、それに対する罰や否定的な眼差しがとても希薄な所が増村映画の好きな所。
シネスコなのに場所の狭さがずっと強調される。小津映画と同じく壁を目の前にして飯を食う場面…