本物と贋作の境界が揺れるように、二人の関係も終始不確かで、見ているこちらもどこまでが真実か迷う。静かだが内側に強い感情が渦巻く作品。
アッバス・キアロスタミは会話と微細な表情を中心に、虚構と現実が交…
厳密には違うけど小津的な切り返しで見せるお互いを見つめ合うカットが良かった。
ジュリエット・ビノジュの目線の抜けに新郎新婦が見える窓が配置されていたりエンドロールだったり、画面内に配置されたフレーム…
「フェイクには本物と違うよさがある。
気を遣わないし、面倒がない」
ビフォアサンライズ的なタイムリミットがある中での即席カップルのストーリーに、贋作というテーマが入ることによって、そもそも映画とい…
自著「贋作」の講演でトスカーナを訪れた作家と、現地に住む子連れ女の不思議なドライブから、眩暈に充ちる男女の駆け引きへ。
アッバス・キアロスタミ監督が、ジュリエット・ビノシュへ当て書きした脚本の、シ…
このレビューはネタバレを含みます
車に乗った2人がなんてことない雑談を交わしながら、車窓から見える風景を垂れ流し続けるシークエンスで急に映画がキアロスタミ然とし始めるのがすごい。後半の会話劇はベルイマン的な緊張が走るも、どこまでが演…
>>続きを読む最初関係性が定まらないとこから進むにつれ明かされていく関係性、意識の流れが感じられる魅力的な会話と洗練されたドライな美しさを持つ監督特有の絵が上手に一つの作品に纏め上げられていて格好いいの一言につき…
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