このレビューはネタバレを含みます
作家の男と彼の講演に来た女が、あるタイミングからかねてより夫婦であったかのように振る舞う。贋作が本物を凌駕しようしてくるような、なんとも言えない凄みを味わえた。
映画は現実の贋作であるという位置付け…
レストランのシーンで明らかに小津を思わせる切り返しへの変化が見られて興味深い。さらにジェームズがイタリア語を話し始める。極め付けは、彼女の化粧直し。ジェームズは二度目を伏せる。ホテルでジェームズがベ…
>>続きを読む観客に向かってのメイク直しは、観客を鏡役割にしているのであるが、通常の関係を逆転している。通常は、スクリーンが観客の同一化のための鏡であり、そんなふうに例えば『トリコロール、青の愛』に引きつけられた…
>>続きを読む初見。
レンタルDVDでの鑑賞。
かなり面白かった。
タイトルに「贋作」とあるように、虚と実が交錯する物語で、会話が中心で物理的な意味での「動き」は多くないのだが、ダイナミックに登場人間の感情が動…
Abbas Kiarostami監督作品!
素晴らしいね。現実も虚構も綯い交ぜに展開される不思議なドラマ。
随所の人間関係が対比的だよね。
偽りの夫婦関係と本当の新婚夫婦、でも窓に収まる範囲で理想に…
DVDのおまけにインタビューがありました。テーマは延々と終わらない男女関係だそーだ。
ジュリエット・ビノシュ相変わらず美しい。すげー。
これ、かなり年齢重ねた人にしか刺さらないと思う。
偽夫婦ご…
【第63回カンヌ映画祭 女優賞】
『桜桃の味』アッバス・キアロスタミ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され女優賞(ジュリエット・ビノシュ)を受賞した。
キアロスタミらしいペーソスに溢れた会話劇。男…