イランの巨匠アッバス・キアロスタミの晩年の作品で、フランス・イタリア資本での映画です。イタリア・トスカーナを舞台に、フランス人女性とイギリス人男性の奇妙なロマンスのような何かを描いた人間ドラマ。
や…
私の人生エッセンス映画の2本目になった。
ジュリエットビノシュを見て、職業俳優の意義を再確認できて嬉しい。
カメラワークが小津映画みたい。アッバスキロアスタミ監督の1番お気に入りの小津映画って何だろ…
やはり自分はキアロスタミは後期の作品が特に好き。偽装夫婦たるものは、広義的には血縁主義の否定に近いものであり、ある意味カンヌでウケそうなお堅さなのだが、それをここまで良い意味で卑近にできているのは凄…
>>続きを読むいつ一方が終わり、いつ他方が始まったのか、誰にも分からない。まるで夏が秋に変わっていくときのように、西に傾いた太陽が影を投げかけるときのように。
揺らぎ歪んだ物語に終止符を打つために突如投げかけられ…
イタリアの小さな村を舞台に、ふとしたことから偽の夫婦を演じることになった男女の虚実を描く。
主演にジュリエット・ビノシュと、本作がスクリーン・デ ビューとなるオペラ歌手のウィリアム・シメルを迎え、…
男と女の普遍的な言い合いをここまで具現化できるとは、、、
著作と現実の二重構造
その関係は贋作か真実か
女は男が仕事してる時好きに生きりゃいいのよ、仕事か自分の男、結婚したのに一人なんて、夫と好き…
突然始まる贋作のような関係
結婚式を背景に熱を帯びる二人の会話や
ピリついた空気に錯覚が生じて面白い
本物の夫婦と思わせながら
鳴り響く鐘と表情で語る最後が儚く
現実を冷たく感じました
恐らく名画…