悪癖で最近はどんな映画も必ず途中一回は止めてしまうんだけど、これはおもしろ撮影の連発で最後までノンストップで見れた、ので面白いんだとは思う。でももうちょっとエモくしてくれてもいいのに……とか。いや、…
>>続きを読むお袖と市が出会う時には「雪」が降っていて、別れの時には「霧」が立ち込める。市に重ねられる気候的なイメージの変化(雪→霧)は、ラストカットで市が日差しを受けることで蒸発に至る。座頭市は一時的に現れ消え…
>>続きを読むアメリカンニューシネマ台頭時期の影響があったのだろうか?この作品において座頭市は、シンボリックなヒーロー像とはかけ離れたイカサマ博打を打つ小悪党の一面まで見せる。そのせいか、市の善悪がブレて一番の悪…
>>続きを読む出だしがコントのようだった。まだ二十歳そこそこの三田佳子が若い。ミヤコ蝶々も若い。市と、藤岡琢也の掛け合いがよろし。水戸黄門のイメージが強い西村晃も悪役が似合う。英題「Samaritan Zatoi…
>>続きを読む後期座頭市の佳作。ここでの市はヒーローではない。義理を欠く行いに厳しく、不当な扱いには相応の返答をし、時には汚い手も使う。光と影を生かしたケレン味ある殺陣が光る。コメディパートとのバランスもいい。短…
>>続きを読む何もない話をガンガン省略かつ場面転換してむりやり映画にしている。
終盤の熊吉一家での立ち回りの現実味ゼロのセットとイカれた照明(目が潰れるかと思った)にビビる。
市が姿を表してから熊吉たちのリアクシ…