黒水仙の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『黒水仙』に投稿された感想・評価

raga
4.0

ヒマラヤの山麓を舞台に教育と医療を目的とした女子修道院で勤しむ尼僧たちの葛藤を描く。僻地で異国の人びととの交流を担うストレスは聖職であっても容赦無く苛んでいく。規範を維持していく責任者は相手の嫉妬と…

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エドガー・ライトがオススメしていたので鑑賞。
確かにキャスリーン・バイロンのあるシーンではドキッとしました。

「天国への階段」という映画を見て この二人の映画監督の存在を知りました。

このコンビの違う映画を見てみたいと常々思っていました。

この「黒水仙」 戦後の翌年にこんな美しい映像の作品が発表されてい…

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moon
3.6

美術目当てで鑑賞、美しい背景が全てマットペイントと知ってさらに驚いた。

ヒマラヤの高地に学校と病院を作るため派遣された尼さんたちが頑張るが、慣れない土地で徐々にバランスが狂い始め……。厳しい戒律や…

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ヒマラヤの山奥へ遣わされた修道女たちが、信仰を試されてゆく。真っ白な山脈、白い僧衣は侵されざる聖域。だが常に風が僧衣を揺らし、院長クローダの顔には十字架の影がかかる。そして神に仕える以前の記憶がフラ…

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さっ
3.5
この時代のカラー作品だからこそ出る色味。出てくる鐘のシーンの対比が印象的。

修道院作りのため僻地に送られた美人シスターが、ゆかいな仲間たちとあくせく奮闘。

要するにこれはショム尼である。
まあちょっぴりばかし、コロニアリズムのグロさが巧妙に描かれてたり人がおかしくなったり…

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KSat
4.1

インドのヒマラヤ山脈にあるかつてハーレムだった修道院を舞台にしたサスペンス。いわゆる「ナンスプロイテーション」の先駆けだという。

パウエル&ブレスバーガーの特徴ともいえる全編豪華なセットで撮影され…

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だんだんと殺されていく集中力
映像美があります。油彩みたいな光の当て方好き
嵯峨
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キリスト教という宗教が、いかに人に本来悩まなくていいようなことを悩ませる宗教であるかというのかをカラーを使って説いた映画

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