よくある西部劇とは一味違って良い。
南北戦争時に北軍の狙撃手だったダンが、たまたま200ドルのために、護衛することになったギャングのボス:ベン・ウェイドとの間に奇妙な友情のようなものが芽生えて行く。…
原作はエルモア・レナードの初期の短編。40頁ほどの作品だったそうで、それを1957年に映画化した「決断の3時10分」がオリジナル。
本作はジェイムズ・マンゴールド監督の念願のリメイクなんだそうだ。こ…
57年版とセットで見ると良いと思う。加害者同士の軽薄な正義のぶつけ合い。良き父を体現しようと試み続けるダンの欺瞞すら、簡単に剥がしてみせる。その中で唯一、利己的な悪とマチズモを開き直って体現し続ける…
>>続きを読む【はじめに】
ベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)
ダン・エヴァンス(クリスチャン・ベール)
2人の関係性でいえばロバート・デ・ニーロ「ミッドナイトラン」に近い
本来は敵同士の間に生まれた友情
ダ…