個人的にこういう話に弱い…💧
終戦直後ではないのに、戦後の高度経済成長の波は地方の炭坑を取り残し、格差は広がる一方の時代。
兄弟姉妹4人が一緒に暮らせることが最大の望み。でも、それさえも叶わぬ運命…
このレビューはネタバレを含みます
全体的に爽やかにまとめて見せているけれども、イケズな演出が散りばめられているようでもある
映画観に行く金あったら教科書買うたりいやと子どもが大人に言うシーンを映画を作った人が映画を観ている人に向け…
原作は小学4年生が書いた日記を書籍したもので、監督は今村昌平。
昭和28年の佐賀県にある炭鉱で、父親を亡くした4人兄妹が極貧にあえぎながらも強く生きるお話。
想像を絶する貧しさなのだが、自分も貧…
お金がなく辛い中生きていく一家を描いた作品。組合と会社の協議が生々しかった。経営者側の言い分もわからないでもないし。長男だって、いろいろ思うところもあるだろうしな。子供はピュアという単純な構図ではな…
>>続きを読むついに文部省推薦映画にされてしまった今村は忸怩たる思いだったというが、そこはやはり今村、穂積隆信の演出で面目躍如してる。
この田舎教師を演じる穂積は、もともと目の焦点の合わないカオなので、他の誰か…
このレビューはネタバレを含みます
子供向けジュブナイル冒険ファンタジー映画。廃坑になって大半の住人は去って何処にも行き場の無い少数の者だけが闇に息を潜め暮らす炭鉱部落。それはまるでホラーで川や海に沈んだ石炭クズを噛りながらサバイバル…
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