夜の街で走る路面電車を呆然と見つめるオードリー・トッター良き、試合に向けて緩やかに進む時間の流れから白熱するボクシングへと「静」から「動」の切り替えが見事
もうとにかく試合が迫力満点で血肉湧き踊る〜…
ベテランボクサーの男は彼の預かり知らぬ所で彼の負けが決まっている八百長が仕組まれていた。何も知らないまま彼はリングへと向かっていく…というお話。
劇中の経過時間と上映時間がほとんど同じという「リア…
全てリアルタイムという経済性に加えカットも的確で、絶えず不規則アクションが生気し続ける「試合(対決)」を映画に定着させるという作業は実はかなり難しい。省略で簡単に処理されてしまうことも十分にあり、ゆ…
>>続きを読む🥊ボクシング映画なのだが、ほぼリアルタイムの時間進行で展開されるフィルムノワール作品。実験的な演出で紡がれるとある夫婦の愛の物語。
🥊主演のロバート・ライアンが幸薄いボクサー役を演じる。八百長試合…
この世には、若い者と、もう若くない者がいる。両者は決定的に違うが、真摯であろうとするとき、年齢は関係なくなる。「みんな何かに賭けている」。そんな控室のシーンが素晴らしい。
初めてリングが見える肩越し…
美徳に殉じ現実に敗北した男は酔歩者と見分けがつかない。この冷徹さを映画が担うからこそ、末尾でオードリー・トッターが至上の幸福を噛み締めるように繰り返す"We both won tonight."の地…
>>続きを読むいやー、素晴らしい。誰も居ない会場で逃げ惑うシーンは鳥肌もの。控室での様々な人間模様も、「有名になってしまえばあとはエキシビションで大儲け」って今も昔も変わらんな。試合のシーンが結構本格的なブルファ…
>>続きを読む2022-149
ボクサーノワール
前半は待合室での会話の渦、
後半は無言の殴り合い、
というシンプルなストーリーだが緊迫感がえぐい
ノワール映画で終盤にかけて殺し屋とか匂われて死が迫ってくるやばい…