安部公房が監督・原作・脚本を担当した唯一の映画。ほとんど井川比佐志の一人芝居によるボクシングもの。
落ち目のボクサー(井川比佐志)が試合への不安を紛らわすように、そしてリングでノックアウトされてか…
安部公房特集にて、原作者安部公房自身の監督する短編。
原作短編はかなり昔に読んだが安部公房としては普通で物足りない印象だったと思う。
原作が原作だけに井川比佐志のモノローグの質が命だが、崖っぷちボ…
ボクサーのひとり芝居30分。この短い時間に人生の葛藤が凝縮されている。ひとり芝居だけど物足りなさは全く感じず井川の表現力を感じる。孤独な闘いのボクシング選手の苦悩。まるで彼が鏡に向かって練習をしてい…
>>続きを読むロートルボクサーが試合に向けて奮起する短編。
ほぼ井川比佐志の一人芝居。真面目に練習に取り組みながらも頭では関係のない事を思い浮かべている場面で「あるよね〜…」と頷く。 そして試合当日…10カウ…
安部工房が脚本監督を務めた短編映画。
今度負ければランク落ち、崖っぷちのボクサーはジムで練習に励む…。
ボクサーの独り言で構成された作品。原作は未読なのだが、トークショーによるとボクシングジムで…