監督森淳一、原作伊坂幸太郎「重力ピエロ」の映画化。
原作既読。
映画は、奥野家の呪縛ともいえる「重力」の部分を軸に、連続放火事件に纏わる謎が絡んでくる展開。
ミステリーだけど、その要素は比較的あっ…
2009年公開
監督:森淳一
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重い過去を背負った兄弟が、連続放火事件の真相を追う中で過去と向き合っていくお話。
加瀬亮と岡田将生の演技はさすがで、中盤の落涙シーンはぞぞってきましたけど…
遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を…
>>続きを読む連続放火事件。
弟の春が、自分が消している落書きと放火事件は何か関連性があるのではと泉水に話してくる。
放火現場の近くには必ず落書きがあるのだと。
泉水は、春が撮影した落書きを見ているとある法則に気…
原作は遥か昔に読んだ記憶。
結構原作通りな展開だったと思います。「春が二階から落ちてきた」を採用してたのは◎。
伊坂作品の中ではなかなかに胸くそな内容なんですが、初期は結構こういう容赦のない物語も…