哀愁漂うラストシーンに胸打たれた
前作『河内山宗俊』よりも笑いは少ない
下町の賑やかな雰囲気の中、一人一人にフォーカスすると悩みや苦しみが浮き上がってくる
人間関係が折り重なる群像劇としての完成度は…
何人かの視点がいったりきたりしていて群像劇的な要素もあるのにも関わらず、まるで一本線のようにシーンがずっと続いているかのように思える。それほど画面構成やカット割り、動きがスムーズなのだと思う。
ひと…
浪人の首吊り自殺が起きた長屋に住む、海野又十郎と新三の破滅を描く。
山中貞雄監督が戦地で死ぬ前の最後の作品。監督の『丹下左膳 百万両の壺』、『河内山宗俊』と今作のフィルム以外は現在消失。
タイト…
アマプラにて。映像と音声の劣化がひどく、最初は画面もセリフもよくわからんが、途中から慣れてくる。
救いのない話であった。浪人の妻の演技スゲー。夫がなけなしのプライドを捨ててしまって、妻が「ああ、もう…
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