哀愁漂うラストシーンに胸打たれた
前作『河内山宗俊』よりも笑いは少ない
下町の賑やかな雰囲気の中、一人一人にフォーカスすると悩みや苦しみが浮き上がってくる
人間関係が折り重なる群像劇としての完成度は…
内職で食い繋ぐ江戸の浪人生活を儚く描いた傑作。武士にこだわる故の悲劇。
くだらない身分社会が支配する江戸時代に生きる小市民の姿が哀しい。
甲斐性のない長屋暮らしの夫に人知れず鬱を蓄積させる妻。いっぽ…
YouTubeにカラー加工版が出てたので観てみました。
画像は少し悪かったが興味深く楽しめました。
やはりクオリティの高い名作。
2021.7.11記
初観から4日目に不思議とまた観たくなり再視聴…
タイトルで想像してた感じと、観終わっての印象はかなり違った。最初は音声を聞き取るのに必死だったけども、途中段々面白くなってきて、最後……。現代の価値観による見方だと思うけど、身分制度ってどうしようも…
>>続きを読む山中貞雄監督作品3本目。遺作。「百萬両の壷」のユーモアを期待してると、とんだ肩透かしをくらう。長屋の人達の会話にその部分はみられるものの、着地点はやりきれない切なさ。意地をみせても報われない。だが報…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
愛想を尽かされたからあのラストな訳ではなくて 海野が 長屋 的な暮らしに呑まれてしまったから終わりな訳で 下手な嘘をついても胸元から小判が落ちなかったなら ああならなかったと思う 最後に行灯を消すの…
>>続きを読む長屋のワチャワチャ感が好き過ぎた笑
隣の部屋との距離感ゼロすぎるし、すぐギャラリーが聴き耳立てるし、この市民生活感、見てる分には楽しくて大好き。自分が住むとなったら地獄笑
なんでわざわざ晴れの日に首…