俳優の情緒不安定さに振り回される監督やスタッフたちの姿が面白かった。
映画制作の裏側を細かい部分まで見ることができる、お仕事ものとしてこ価値も高い。
全編にわたって映画愛を感じる。もっと喜劇に振って…
映画を撮ることそれ自身を、映画として撮った映画ということ以上に、僕の心を打ったのは、ある男がその男の分身(アバター)に向かって、人生とは何かを説いてみせる、その自己言及的なループ性だった。
男の名…
映画を撮るには、関わる人も多いし時間は限られるし、そもそも無理なことを無理矢理にでもまとめあげる必要があって、だからこそ良い映画ってのは本当に奇跡だと思わされる、関わる人みんなに愛情がないとできない…
>>続きを読む映画の中でしか幸せになれない映画人たち
映画の撮影現場を映しつつ、それを取り巻く群像劇的なストーリーで最後に向かうにつれどんどんテンポが良くなって面白かった
笑えるシーンもあるけど、不倫的な映画を撮…
<メモ>
フランソワ・トリュフォー監督自身が監督役を演じ、1本の映画を取り上げていく過程を描く、まさに映画の映画
映画撮影では毎日のようにトラブルが起こるが、始まった撮影を止めるわけにはいかず、突き…
本作は、映画制作の過程を描いたメタフィクションであり、映画のなかで映画を撮るという独特の構造を持っている。タイトルの「アメリカの夜」は、映画撮影用語で「昼間に夜のシーンを撮影する方法」を指しており、…
>>続きを読む2022年視聴
採点基準
5.0 人生ベスト級
4.5~ 定期的に見かえしたい傑作
4.0~ 観てよかったと思える作品
3.5~ 評価すべき点はあると感じた
3.0~ 観なくてもよかった
2.5…