【地上の愛は星に届かず】
イタリアの耽美派作家ダヌンツィオの原作をもとに製作された巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の遺作。
〈あらすじ〉
未亡人の愛人にうつつを抜かすイタリア貴族の男トゥリオ伯爵。…
華やかな社交、豪華な屋敷、フェンシングを嗜む優雅な暮らし。好き勝手に他の女性と関係しておきながら、傷ついた妻が他の男性と通じたと知るや否や取り戻そうと躍起になる。
トゥリオの徹底的な自分勝手さは本当…
ハスミンが語っていたから見直そうシリーズ1。妻の前で恋心が燃え上がっている!俺を止めてくれ!と浮気相手の話をする夫イカれてて最高。清々しいほどのクズだけど自殺シーンも冴えわたっている。息子が死んだと…
>>続きを読む『ショッ何(実践編)』でとりあげられていたので。
ヴィスコンティの貴族描写だーいすき。「豪奢」を目に入れるよろこび。赤の奔流は流れ出る血の合図。リラ屋敷の埃除けの白い布、白いドレスは血を待ち受ける。…
ヴィスコンティ連続レビュー!
夫婦の不倫や諍いを描いた作品です。
相変わらず貴族の没落や人間の業を描いている作品。今作がヴィスコンティの遺作になったみたいです。
ラウラ・アントネッリの大胆なヌー…