神楽坂の不見転芸者の多彩な男性遍歴を描いた話で、昭和30年代の花柳界の隆盛ぶりがよく判る。通人川島雄三面目躍如の作品。カネで客と寝るわけだがけして打算的ではなく、相手はお大尽に限らず、一介のすし職人…
>>続きを読むクレジットタイトルに川島雄三(東宝)書いてあることから東宝が大映に貸し出したことがよくわかる。若尾文子を女にしてみせると川島雄三が言ったらしい。確かに不見転芸者は、様々な男遍歴して女の力を見せつける…
>>続きを読むいつカタギに戻ることを決心したのだろうか。外人と寝ることを求められた時だろうか。再開した男に芸者としての役割しか求められない。しかも空襲で両親を殺した敵国の外人。おもえばこの道に来た遠因でもある。そ…
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