比較的初期アートシアターギルドで製作された三島由紀夫原作/脚本/監督/主演による切腹ムービー。
いやーネガが残ってて良かった良かった。三島由紀夫が産みの苦しみにもがいていたのはこれ見てもよくわかる。…
本作品は、特に切腹描写が色濃ゆい。
映画も三島自らが主演と演出を張っていて、自衛隊市ヶ谷駐屯地での切腹も相まって
並々ならぬこだわりがこの作品には込められているのかなぁと勘繰った。
ある意味三島…
三島の文学には、自決への憧れがよく顔を出す。
本作、同名の短編小説を、三島が主演、監督・製作を務める
エロティシズムと死へのエクスタシー
身を捧げてきた皇室や国家や軍
数年のちには三島は現実のも…
三島由紀夫監督、主演の短編映画。
三島由紀夫の切腹フェチぶりが良く分かる作品。あんなに、ねっとりじっくりと切腹シーンを撮影するなんて・・・おまけに腸まではみ出させているんだぜ。まさか、この映画を撮…
ワグナーのかの有名な『トリスタンとイゾルデ』から抜粋された不協和音は、人間の野蛮性をまざまざとさらけ出し、官能と暴力の渦を誘いだす。この死の音楽は、──と言ってもよければ───淡々と終末間近まで流れ…
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