原題『憂國』 (1966)
監督・脚本・美術 : 三島由紀夫
演出:堂本正樹
撮影 : 渡辺公夫
音楽 : ワグナー(『トリスタンとイゾルデ』)
出演 : 三島由紀夫、鶴岡淑子
1970年に陸上…
観ないほうがよかったです。これが美しいなんて全く思えません。三島さんのバックグラウンドを思うとさらに観るんじゃなかったという気持ちが強まります。しかしご本人にとっては満足のいく作品に仕上がっているよ…
>>続きを読む比較的初期アートシアターギルドで製作された三島由紀夫原作/脚本/監督/主演による切腹ムービー。
いやーネガが残ってて良かった良かった。三島由紀夫が産みの苦しみにもがいていたのはこれ見てもよくわかる。…
本作品は、特に切腹描写が色濃ゆい。
映画も三島自らが主演と演出を張っていて、自衛隊市ヶ谷駐屯地での切腹も相まって
並々ならぬこだわりがこの作品には込められているのかなぁと勘繰った。
ある意味三島…
三島の文学には、自決への憧れがよく顔を出す。
本作、同名の短編小説を、三島が主演、監督・製作を務める
エロティシズムと死へのエクスタシー
身を捧げてきた皇室や国家や軍
数年のちには三島は現実のも…