男と女の愛は理解するのが難しいから、内容はよく分からなかった。しかし、映像の美しさに圧倒された。鏡を抜けるシーン、死んだものが死神に呼ばれて立ち上がるシーン、あの世への道を歩くシーンなど、どうやって…
>>続きを読むオルフェウスの話になると私が思い起こすのは、ドイツの小説家、ハンス・エーリッヒ・ノサック。彼は戦後ドイツの天才的な書き手であるにもかかわらず、新刊ではまず手に入らないので、日本での知名度は壊滅的に低…
>>続きを読む初めて観た時は退屈だなと思ったんですが、アマプラにあるコクトー映画を一通り齧り、コクトー映画の楽しみ方をわかってから本作を改めて観てみると娯楽性と芸術性を両立した傑作だと思いました。
コクトーは映…
こう言ってはなんですが、これはジャン・コクトーが自分の「男ミューズ」を主演に撮った元祖イケメン映画ではなかろうかと。
ギリシャ神話の吟遊詩人オルフェウスを1950年代のフランスに蘇らせた幻想的なお…
このレビューはネタバレを含みます
ラストはとても幸せな結末になっていたので、心が暖かくなる作品です
と評していた口コミを見つけました。
アホなんか?
ピュアで儚くて切ない、純度の高いストーリーを久々に見ました。
最近の映画はごち…
この映画における「死」は、ただの終焉ではなく、変容のきっかけであり、創造の源泉でもある。詩人オルフェは「死」を体験し、「生」に戻ることで、もはや以前の自分ではない、変質した存在となる。これは芸術家が…
>>続きを読む想像の力を感じさせる
かなり奇妙な映画。
演出力がすばらしくて夢についての古典映画の中ではダントツで前衛的でかつ面白い。8 1/2も素敵だけどこちらのがピンときたな。何が起きてるのか理解するのは難…
こんなん大好きですわ。
生と死と鏡の外と中と夢と現実と。
死神に恋されてしまう人間の話。
どことなくアラン・ロブ=グリエを思わせる話とか映像だなと思いつつも、不可思議で不条理な世界を割とドライに描…