辺鄙な土地にポツンと立つ工場やトラックは高校の通学路を思い出し、当時の鬱屈した記憶とシンクロしてとてもリアルに感じられた。
後半中弛みしてしまった印象はあったが、閉塞感から生じる狂気を感じられる見所…
このレビューはネタバレを含みます
柳町光男監督作品。ベルリン国際映画祭正式招待作品で海外でも非常に高い評価を受けている。柳町監督の映画は、本作でもそうだが、オープニングが不気味で、異様で、何が始まるのか観客をドキドキさせる何かを持っ…
>>続きを読む『サウダーヂ』関連作ということで鑑賞。確かに、いくつかのキーワードが重なる。田舎の鬱屈、薬物など。こちらはストーリーの流れが一本なので見やすいが。思ったのは、主人公が堕落するのに理由がないということ…
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