このレビューはネタバレを含みます
高校生の新聞部が見るような、倫理的な学校映画...かと、思ったら、俳優陣があまりに豪華すぎ。
中でも寺尾聰が素晴らしすぎ。
松本サリン事件のドキュメント系ストーリー。
(固有名詞は仮称か出てこない…
とても道徳的な示唆を含めた映画だった。
登場人物はおしなべてふんわりやさしいから、リアルではないんだけど配慮なんだと思う。
予断で動いた警察やマスコミは悪いのは事実だろうけど、冤罪かもしれない報道を…
被害者なのに加害者にされるってどれだけ謝っても許されないことだと思う。
報道は責任を負う必要がないから面白いネタと競争に判断が鈍るのかな。こういう例幾つも見てきて、全く責任のないわたしたちはそれに右…
中高生向けの優しさが全編通してあるけど(忙しい報道人が時間を割いて高校生に説明するのか?等)、全部に対して均等に優しさがあるので世界観として破綻はしていない。考え抜かれてる。きちんと教育的な役割を果…
>>続きを読む社会派の作品として松本サリン事件への題材を取り扱った作品。
見終わって思ったのは事柄を時系列に並べただけで、映画としての主張が少ない。
つまりは冤罪だったりなどマスコミ取材の在り方を通して、世論さ…
このレビューはネタバレを含みます
「ニワトリが先か? 卵が先か?」報道ジャーナリズムは奥深い。事件が高度化すれば、情報の真偽を見分けられずに誤報が流される。しかし頑張れ小マスコミ!
「マスコミが世論の意思を決定するのか? 世論がマ…
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