或る殺人に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『或る殺人』に投稿された感想・評価

タイトルバックだけで作品全部をモダンにしてしまうソール・バスの魔法
ニヤニヤしながら証人に詰め寄ってくるジョージ・C・スコットのいやらしい演技が最高だった

1959年、米の法廷サスペンス。モノクロ。
オットー・プレミンジャー監督作品。

遥か昔に観たきりで忘れてましたが、opクレジット、ソウル・バスですね。思い出した。
字幕の配置、コマ撮りアニメ風にし…

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3.7
裁判の顛末はやや説得力に欠けるものの、長丁場を飽きさせない良作。豪華な配役の弁護士と検事のやり取りが楽しい。
3.2
茶化したり喚き立てたりするジェームズ・スチュアートのうるさい弁護が鼻につき、裁判の行方への興味が薄れてしまった。途中までは面白い場面もあったが、結局は結論先にありきで緊張感のない法廷劇だった。

弁護士ポールと検事ダンサーの掛け合いがすごく面白くて引き込まれる。終盤の怒涛のたたみかけは釘付けになった。

殺人罪の公判であんなに頻繁に笑いが起きるものかとリアリティを少し疑ってしまいがちだけど、…

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ジェームズ・シュチュワートの余裕しゃくしゃくな感じが終始小気味よく、じいさんあんたはずっと何探してんの?って感じで、やり切ってすでにクランクオフしちゃってる素敵なラストで煙に巻かれるって訳です。洒落…

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このレビューはネタバレを含みます

オープニング映像がすごくいい。
ソール・バスという有名なひとらしい。
oji
3.8

ヴェネツィア男優賞ジェームズスチュワート

ひたすらに裁判だった
法廷劇における検察側と弁護側の言い合いなど、昔はこんなに旺盛にされていたのかなと思う。

裁判いくまでがちょいと長い気がしたので、そ…

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nogu
3.8

「落下の解剖学」を見てから流れてたどり着いた作品。弁護士と検察の法廷での論戦が1番の見どころ。単純な正義と悪とかではなく、なにを論点とするのか、それぞれの主張を聞いて陪審員はどう思うのか、自分が陪審…

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mom
3.5

この時代の作品にしてはセンシティブな内容で意外だった。
160分は少し長いけど飽きることはなく、裁判の流れをとても丁寧に描いていたと思う。
その割りにラストがあっけなく、ボヤけた印象を受けた。

秘…

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