東京に本妻:悦子と娘:君子がいながらも、夫はその生活が息苦しくて地方に後妻とともに暮らす
水と油のような夫婦
几帳面で感性鋭い妻
気ままにのんびり暮らしたい夫
しびれをきらした君子は、父を連れ戻…
とてもおもしろかった。成瀬巳喜男監督の初期の作品。ファスビンダーの『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を思い出した。男がいて女がいた。男が不在で、女がいる。女がいて、女がいる。同じ構図だった。すでに、…
>>続きを読む1935年キネ旬1位の成瀬巳喜男監督作。東京の妻子を捨てて信州の山奥で芸者上がりの女と子供を作り暮らす父、母は悲しみ紛らす詩歌に没頭、自分の婚期も近いので娘・君子は意を決して父を連れ戻しに信州に向か…
>>続きを読む的確なカメラワーク、カット割り、うーカメラよく動く。
特にラストシーン、「お母さんの負けだわ」と呟くヒロインに何度もカメラが寄る、もはや外連味の域であった。
気難しい詩人の母と二人で暮らすヒロイン…
短く上手くまとまっている。最初の音楽がかっこいい。結論は最後に君子が言うことそのものなのだが、あまりにも現実を突きつけられる。義太夫のシーンは笑った。また鏡獅子を派手に舞う中寝るお父さんの文化を解し…
>>続きを読む当時でさえ何らかの理由で倫理規定に引っかかりそうだが、よく考えたら父親への敬意を持たない映画のほうがマズいか。設定が男女逆だったら確実に叩かれているはず。
将来の夫に給料マウントとるような千葉早智子…
シルクロード展行こうと文化博物館に行ったら丁度やってたので鑑賞、その後もシルクロード展行かずに違う展示会行くっていうね。
途中暖房効きすぎてうたた寝した。あとおじいちゃんの加齢臭少しくさかった、自分…