★妾の家に入り浸りな父親を何とか家に連れ戻そうと、娘が大奮闘。
◯成瀬巳喜男監督の映画って、この時代にあって登場人物がかなり濃い上に、最後にはキャラクターみんな愛しくなるの、感心する
◯ビル撮る…
時代だなぁ
せつないなぁ
そんな言葉が出てくる作品でした。
ずっと帰ってこない夫は
長野でお妾さんと2人の子供
それを待つ妻と娘
やっぱり美徳として
妻は夫を献身的に支えるのが当たり前って
風…
砂金探しに出たまま家を捨てた男、女流歌人である正妻、そして男に献身的な愛を捧げる芸者上がりの妾の三角関係を、正妻の子である若い娘の目を通して描く。
前半で妾に対する悪意のある妄想を膨らませておいて…
戦前の成瀬監督作品が観てみたくて観たが、なかなかきれいな画像と音声で残っている。
昭和初期の東京の風景がみれるだけでも貴重な作品です。
なかなか戦前ではないと理解されない脚本である意味良き時代をかん…
東京に本妻:悦子と娘:君子がいながらも、夫はその生活が息苦しくて地方に後妻とともに暮らす
水と油のような夫婦
几帳面で感性鋭い妻
気ままにのんびり暮らしたい夫
しびれをきらした君子は、父を連れ戻…
とてもおもしろかった。成瀬巳喜男監督の初期の作品。ファスビンダーの『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を思い出した。男がいて女がいた。男が不在で、女がいる。女がいて、女がいる。同じ構図だった。すでに、…
>>続きを読む1935年キネ旬1位の成瀬巳喜男監督作。東京の妻子を捨てて信州の山奥で芸者上がりの女と子供を作り暮らす父、母は悲しみ紛らす詩歌に没頭、自分の婚期も近いので娘・君子は意を決して父を連れ戻しに信州に向か…
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