このレビューはネタバレを含みます
20260217 82
山本君子は東京で働くOL。歌人の母悦子と二人暮らし。父の俊作は妾のお雪とともに長野県で一山当てようと金を採掘しており、手紙の入っていない書留郵便で送金だけしてくる。悦…
あけましておめでとうの一本目成瀬。去年の同じ日は溝口『夜の女たち』で、ハード人生の女たちを見て逆にやったるぞの気持ちになりました。穏やかだけどダメダメすぎるバランスの父親を年始から見るのはしんどいが…
>>続きを読む東映の前身PCLの作品。成瀬巳喜男。
松竹の作品ばかり見ていた後で見ると、全く映画の雰囲気が違って驚く。
俳優さんも誰も知らなかったが、
主人公の千葉早智子の軽快なキャラが立っていて、結構深刻なスト…
2021/1/3
とにかく父親がどうしようもなく、彼には正妻も愛人も勿体無く思える。が、そんなに簡単に割り切れないのが、男女の色恋沙汰なのである。そして、両親の冷めた夫婦関係と温かい愛人家庭を目の当…
#1 新春成瀬大会
2026年第一弾。
3回目くらいの鑑賞。
千葉サッちゃんの美貌は何度見ても飽きず、これほどの女優が、なぜ戦前のうちに引退しなければならなかったのか。
当時のPCLや成瀬の、女優に…
国立映画アーカイブでポスターだけは毎度見ていた本作、これまで観た成瀬作品の中で一番古かった。
戦前の日本って意外にイメージに乏しいのだが、貧しくも平穏な暮らしの楽しみや人間関係が、当たり前にいまと変…
・山本君子(千葉早智子)がラストて「お母さんの負けだ」と言った後のシーンが痺れる。母、悦子(伊藤智子)が座るショットと父、俊作(丸山定夫)がおそらく乗っているであろう列車の車窓の風景が溶け合って映さ…
>>続きを読む