生きものの記録の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『生きものの記録』に投稿された感想・評価

喜一(三船敏郎)ははたして狂人なのだろうか?

はたまた予言者なのか?

視聴者各々の核に対する意識の高さもスコアに反映される映画なんじゃないかと思います。

俺は楽観主義なんでこのスコア。

「核…

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幼少から青年へのイニシエーションならぬ老害までのカウントダウン、老害になるまでのイニシエーション。反対運動に参加する訳でもなく、勉強する訳でもない。ただ巻き込んで逃亡というのが、無理クリな解釈だが、…

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oharu
-
地味なのかもしれないけど、人間ドラマとしてかなり良い気がする。

ラストで流れるテルミンの曲が怖い
aco
3.5

相次ぐ原水爆の実験により、原水爆や放射性物質の恐怖に取り憑かれた男の姿を描く。

当時35歳の三船敏郎による60歳の老人の演技が素晴らしく、当時50歳の志村喬よりも明らかに老けている。裁判を終える頃…

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過去記録
Omizu
3.9

【1955年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
巨匠黒澤明監督×三船敏郎主演の人間ドラマ。カンヌ映画祭コンペに出品され、キネマ旬報ベストテンでは第4位に選出された。興行的には失敗し、黒澤作品とし…

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傑作。黒澤の映画にひとつとして軽薄なものはない。あと(準)禁治産者という言葉を初めて知った

まだ観てない黒澤作品がいくつかあり、本作もその一つ。純粋に「面白いか」と言われれば面白くはない。もちろん、主人公に感情移入はできない。では駄作かと言われるとそんなことはなく、切れ味のよいカメラワーク…

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黒澤明監督作品。原水爆の怖さや不安について、三船敏郎さん演じる喜一を通して描いていた反戦映画。思った以上に良かった。直接的な描写(例えば残虐な描写)で反戦や原水爆の恐ろしさを訴えるのではなく、ひとり…

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K
3.9

冒頭の昭和の街並み。走る電車、志村喬の居る病院の窓へ流れるようにカメラワークが移るところからもう画がカッコ良い。

話の流れ自体は会話が中心で全体的には結構地味。でも家族ドラマと反核社会派、ちょっと…

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