無法松の一生に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『無法松の一生』に投稿された感想・評価

「奥さん、俺ぁ、寂しかったんじゃ」
「どうしたとですと?」
「俺ぁ、帰ります。もうお目にかかることはあるまい」
「どうしてですと?言うてください。どうしてそのようなことを?」
「奥さん!俺の心は汚い…

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4.2

無垢な松五郎は人間の喜怒哀楽を全身に宿し、まさに人間そのものである。
時間経過を人力車の車で表す演出が良い。その車が止まる時に死が訪れる。一生を描いた作品だから終わりがあるのは必然だが、死に方も合間…

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nonc
4.5

恥ずかしながら三船さんとかこの辺りの映画、あまり観た事が無く、というか食わず嫌いだったのかもしれません。しかし偶々観る気になった本作とても素晴らしかった。終盤奥さんの悪意の無い仕打ちが切ないです。そ…

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NACKD
4.7
松っつぁん、無法だが無茶苦茶では全然ない。誰もが抑制を失ったこの時代に観ると余計にくらう。あと車夫の話、とくに前半はデスストランディングみある。請け負う、乗せる、走る
4.1

死んだ時にどれだけの人が本気で惜しんで涙してくれるかが、その人の人生に対する評価なのだと思う。

不器用でもまっすぐに筋を違えず、そんな生き方は今では評価されにくいのかもしれないけど、そうありたいと…

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M山
4.2
今の時代だからこそ観るべき作品。
終活や何やら…。
本来の人であるべき死生観とは、かくあるべきではないだろか。

七人の侍の菊千代のような豪快な三船敏郎が見れて楽しい!前半は笑えるシーンが多く、ラストは切ない。ちょっとセリフが聞き取り辛いので字幕が欲しかった。
明治から大正にかけての街並み、家屋などの再現度が高…

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餡助
4.5

こちらもお気に入りを鑑賞しました〜
前回観た時は午前十時の映画祭。

阪妻版も観た事はあるけど三船敏郎の無法松が一番好き。
舞台での大立ち回りのシーンは三船さんらしい暴れっぷりで大好きなシーンです

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銀鮭
4.4

評伝三船敏郎という著作のなかで、三船の違った一面のある映画と知り鑑賞。且つ高峰秀子をあまり知らず、見てみようと。

名作というが、自分の中ではどう解釈していいかちょっとわからず。
ひとは想いを遂げら…

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4.7
「吉岡さん。まるで他人みたいじゃな。」あの松五郎の表情、泣けた〜
三船敏郎、凄すぎる。

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