無法松の一生に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『無法松の一生』に投稿された感想・評価

泣いた。
松五郎が幸せな人生を送ったのか、不幸せな人生を送ったのか、という判断は人によって違うのだと思う。僕はこれでも良かったと思うのだ。
今の世の中の生きづらさというのは、成功必須論みたいのがある…

>>続きを読む
ただエピソードを羅列して心理描写を削ぎ落とす手法がすごい。それゆえに最後の高峰秀子のズームの恐ろしさが際立つ。普通なら退屈な作品になるところを三船敏郎の身体性だけで引っ張るような作品。

一本気で純粋な男を演じる三船さんはとても魅力的だった。
とくに祇園太鼓のシーンはこの映画の一番の見どころ。
よほど練習したんだろうなー。

65年くらい前の作品を現代の映画と比べてはなんだけど、当時…

>>続きを読む
Evans
3.3

「豪快な漢」

三船敏郎が暴れん坊の車引きを演じた作品

喧嘩っぱやく、乱暴者でありながら、愛情に人一倍飢えており、また与えること何もいとわない、すっぱりとした男の物語。

◆最初の豪快さから、最後…

>>続きを読む
3.5
明治期の一本気な車曳き松五郎の文字通り人生を描いた作品。題材もそうだが、このような映画が撮られることも含めて古き良き日本の良心に思えて胸が苦しくなる。
vivo
4.0

主人公を見ていて、清々しく生きたいもんだなと思った。報われない物語だが、主人公が輝きを放つ瞬間たちがその生き方を肯定しているようで救われた気持ちになる。特に祇園太鼓のシーンは人間の美しさに見惚れてし…

>>続きを読む

三船敏郎、高峰秀子、笠智衆ってすごい。もはやありがたい感じがする。賽銭投げ入れたい。剣ではなく素手で戦う世界のミフネの姿に違和感を覚えつつも、寡黙に人を思い続けた姿に感動。運動会と祇園太鼓のシーンか…

>>続きを読む
づれ
3.6
なんでも無い
に価値を見出す。SNS時代に刺さる価値観の提示です。
3.5
大スター感を醸し出さない素直な演技の三船さん、知的な高峰さん、まだ映画に活気があった昭和30年代の名作です
3.9
映像が思ったほど劣化してなくてきれい。
古き日本人がきちんと描かれている。
三船敏郎が太鼓を叩くシーンがいい。
ストーリーはシンプルだが、エンディングに泣ける。

あなたにおすすめの記事