【第77回アカデミー賞 外国語映画賞ギリシャ代表】
タソス・ブルメティス監督作品。テッサロニキ映画祭で10冠を達成、アカデミー賞ギリシャ代表にも選出された。
とてもいい映画だが、やや子供向けかな。…
ギリシャから届けられた料理の中で言えば苦味が残る物語。
強制送還などの文化的背景を知っていれば、より楽しめるではないかと。
出てくる料理の数々が本当に美味しそうで、これによって家族の笑顔も意味が…
トルコにお祈りを②
スパイスの香りが漂ってきそうな作品!
ギリシャ映画ですが、トルコ、とりわけ「コンスタンティノープル」の美しさが語られている作品でした。
それは、60年代のキプロス紛争で、トルコ…
ファニスは7歳でイスタンブールを去ってから
40歳になるまで一度も帰らなかった
その理由が涙を誘う
大切な人達に会うことができなかった
その思いが分かる気がする
小さい頃ファニスの心は夢の中
空を…
老人と子供を主体とし、子供が成人した今とのパートが入れ替わる手法といい、かの「ニュー・シネマ・パラダイス」と似ているようですが、これがまたギリシャという日本ではオリンピックがなければあまりなじみの…
>>続きを読むキプロス問題の先鋭化によるトルコからのギリシア人退去を背景に描かれる物語
国外退去の対象となり幼い頃に両親と共にギリシャへと移り住むこととなった主人公。その幼少期、青年期、そして大人になった現在と…
セリフ一つ一つが、真新しくて秀逸。
目に見えるものが全てじゃないの、そうね、そうよね。スパイスはその象徴だね。見た目に出なくとも、大きく物事を変える何かを加えることの重要性。料理に関しても勿論だけ…