二十才の微熱 A TOUCH OF FEVERに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『二十才の微熱 A TOUCH OF FEVER』に投稿された感想・評価

3.4

「袴田くん💖」と私がまだ思う前の袴田吉彦がいた。本作の2年後の『君を忘れない』の時には、袴田くんに憧れていた記憶がある。クールな眼差しが格好良いと思っていた。本作でも冷めた大学生役が似合っていた。

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終盤の橋口亮輔が出てくるシーンが凄すぎて。この演出法は今の時代だとアウトかなとも思うんだけど、橋口自身の口から発せられる言葉があまりにも切実で、それを受ける2人の役者たちの一挙一動に息を飲んだ。FI…

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橋口亮輔の監督デビュー作。本作以降の作品も優れているが、本作を超える毒気はない。やりきれない退廃、虚脱感が本作には満ちている。
中野武蔵野ホールにて
mns
4.0

自分の人生は自分で背負わなければならない、だからお前の寂しさがわかるとも、私の寂しさをわかってほしいとも思わない、思わないけれども…それが幼稚なナイーブさの何よりの証左なんだと言われたときに返す言葉…

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茄子
4.0

今泉力哉「好き、か、愛、か、恋、か、情、か、友だち、か、腐れ縁、か、よりも、会いたいかどうか、楽しいかどうか、に従えばいいのでは。決まった名前、を求めるから苦しくなるんだと思います。言葉ってぜんぜん…

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leyla
3.9

橋口亮輔監督の長編デビュー作。
30年ほど前の作品なので「ホモ」という呼び名が普通の時代。当時、ここまでストレートにゲイ社会を描いた作品は珍しいかも。長回しの繰り返しが妙に生々しく、でも決してイヤら…

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これが1992年に公開されたというのは驚きだ。樹と宮島の寂しさに対しての考えの違いが胸に来る。ひとつひとつの台詞に割と共感できるのが凄いなと思う。頼子の結婚に対する考えも当時としては凄く新しい気がする
suke
3.7

先輩の家に呼ばれて長々とした食事シーンのあと吐いちゃうとか、ホテルでのカオス状態で突然日本昔ばなしの歌を歌い出すとか、意味わからんくて笑ってしまった。
高校生が普通にウリセンしちゃう時代にも驚いた。…

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「あたしも早く馬鹿な女子大生になって、早く結婚したいな」っていいセリフ
朝焼けの空が真っ青で良かった。

Maybe Blueの時の奥田民生みたいな雰囲気を纏った遠藤雅が良すぎて泣く。理解できない部分も多いしイライラもするけど27歳になった今でもなんかわかりすぎて苦しくなる瞬間や台詞多数。ずっと欲しかっ…

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