終盤の橋口亮輔が出てくるシーンが凄すぎて。この演出法は今の時代だとアウトかなとも思うんだけど、橋口自身の口から発せられる言葉があまりにも切実で、それを受ける2人の役者たちの一挙一動に息を飲んだ。FI…
>>続きを読む自分の人生は自分で背負わなければならない、だからお前の寂しさがわかるとも、私の寂しさをわかってほしいとも思わない、思わないけれども…それが幼稚なナイーブさの何よりの証左なんだと言われたときに返す言葉…
>>続きを読む今泉力哉「好き、か、愛、か、恋、か、情、か、友だち、か、腐れ縁、か、よりも、会いたいかどうか、楽しいかどうか、に従えばいいのでは。決まった名前、を求めるから苦しくなるんだと思います。言葉ってぜんぜん…
>>続きを読む橋口亮輔監督の長編デビュー作。
30年ほど前の作品なので「ホモ」という呼び名が普通の時代。当時、ここまでストレートにゲイ社会を描いた作品は珍しいかも。長回しの繰り返しが妙に生々しく、でも決してイヤら…
先輩の家に呼ばれて長々とした食事シーンのあと吐いちゃうとか、ホテルでのカオス状態で突然日本昔ばなしの歌を歌い出すとか、意味わからんくて笑ってしまった。
高校生が普通にウリセンしちゃう時代にも驚いた。…
Maybe Blueの時の奥田民生みたいな雰囲気を纏った遠藤雅が良すぎて泣く。理解できない部分も多いしイライラもするけど27歳になった今でもなんかわかりすぎて苦しくなる瞬間や台詞多数。ずっと欲しかっ…
>>続きを読む3.8だけど、100。橋口亮輔本人が登場する最後の30分に、映画で映してはいけないくらいの傷つきが映っている。橋口亮輔の演じる姿、話す言葉、の強度が映画を超越していて、この人はこんなにも深く傷ついて…
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