巣鴨プリズンの囚人たちを描く小林正樹監督作。
安部公房脚本が秀逸で、端的な台詞の力に圧倒される。
BC級戦犯として収監され続けた名もなき男たちの屈託や、判決事由の戦場体験を丹念に追う一方で、監房細…
人に勧めたい戦争映画暫定1位
当時アメリカからの圧力で公開が3年も延期になったらしい(だからタイトルシーンの映倫印が1953付だったのか)
この事実が作中で描かれていた戦犯裁判、そして戦争犯罪者に…
二度目の鑑賞。
映画として素晴らしいのだが、今度やはり心を打ったのは朝鮮人戦犯のこと。
巣鴨プリズンでBC級戦犯の受刑者には朝鮮人戦犯がいた。
そのBC級戦犯の手記から安部公房が脚本を書き小林正樹…
安部公房が戦犯の手記を元にして書いた脚本。壁あつき部屋である収容所には悲哀と憎悪が充満しており暗く陰鬱な気持ちになる。過去のトラウマがフラッシュバックする時の繋げ方、浜田に手をかけようとした時に現地…
>>続きを読む小林正樹監督のドキュメンタリー手法でありながらアート感覚を忘れない演出と安部公房脚本のゆったりとねっとりとしたお得意の群像劇が合わさると、テーマとしてはかなり暗めな重めな設定だがなんとなくペーソスが…
>>続きを読む安部公房がBC級戦犯の手記をもとに脚本を書いた痛烈な反戦作品。松竹がアメリカへの気兼ねから3年間公開をストップした(製作は1953年)。監督は「人間の条件」(1959~)の小林正樹。
1949年巣…
「戦犯とは、死の証人がかけた平和の仮面である」
沁みるなぁ。
とってもハートウォーミングな着地に胸を撫で下ろす気持ちで、こういうバランス感覚の作品は大好物。
"人間"を取り戻してゆく物語。