小豆島の豊かな自然と、そこに住む人々の生活風景が、
時間をかけて選び抜かれたであろう美しい構図で、
フィルム状態が非常に悪い中にも、精細に写し撮られていて、
思わずため息がこぼれます。
しかし、長…
モノクロ映画なのに不思議と伝わる瀬戸内海と小豆島の美しさは必見。
昭和3年〜昭和21年までの18年間の大石先生と12人の生徒達との物語。
前半は新米先生と1年生の物語、
後半は一気に暗く重くなり…
8月の終戦頃に観るのにおすすめの映画。
戦争を経験することはできないけど、少しでも知る機会になると思う。
戦争前後での小さな島である小豆島で、女性教師として生きていた大石先生がメインのお話。
戦争…
授業のシーンよりもずっと、大石先生が、生徒たちに容赦なく牙をむく現実に対し涙を流す場面の多いことに驚いた。
大石先生と、小さな小さな生徒たちが連なって桜の合間を駆ける電車ごっこの、きらめく日常を何…
やっとやっとやっと見る事ができたーーー
まだ戦後の余韻が残ってたのかもって思う年代に作られたこの『二十四の瞳』が見たかった
高峰秀子が可愛くて好きですし♡
自転車を分割で買う、幾らくらいだったの…
静かだけと強烈な反戦メッセージ。
誰もが知っている唱歌の数々が郷愁を誘う。
大石先生は決して清廉潔白なだけでなく、着任当初は地元住人から陰口を叩かれていることを母親に愚痴ったり、学校の愚痴を夫にこ…
驚くような展開やドラマチックな場面があるわけではないのに、戦前のささやかながらキラキラした日常と、困窮や戦争にそれらが奪われていく理不尽さが切々としみる。
しかし戦前のおおらかな光景と、大恐慌や戦争…
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