小豆島の豊かな自然と、そこに住む人々の生活風景が、
時間をかけて選び抜かれたであろう美しい構図で、
フィルム状態が非常に悪い中にも、精細に写し撮られていて、
思わずため息がこぼれます。
しかし、長…
モノクロ映画なのに不思議と伝わる瀬戸内海と小豆島の美しさは必見。
昭和3年〜昭和21年までの18年間の大石先生と12人の生徒達との物語。
前半は新米先生と1年生の物語、
後半は一気に暗く重くなり…
配信終了間近だったのもあり、木下惠介監督作品に初チャレンジ。なぜか監督の反省を描いた「はじまりのみち」を見たことがあってなんとなくは認識していた。本作は「ゴジラ」や「七人の侍」と同じ54年に公開され…
>>続きを読む【戦後まもない頃の日本の風景】
(以下は西暦2000年に書いたレビューです。)
ラピュタ阿佐ヶ谷の高峰秀子特集にて。
木下恵介らしい、全然けれん味のない映画。
原作も有名だから内容は省くが、戦…
高峰秀子という女優の素晴らしさ良く分かる秀作。新任教師から歳をとった晩年まで全く違和感なしで演じている。この演技力の凄さ!何回リメイクされようが、この映画の高峰秀子を超える事は出来ないだろうな。映画…
>>続きを読むほんとよくできた映画。
学園ものなのかと思っていたが、時代のうねりと先生と子どもたちの人生を壮大に描いていた。
次々に不幸が襲ってくるシーンは、やりきれなくて、もうどうしようかと思った。
戦争に生…
©1954/2007 松竹株式会社