二十四の瞳に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『二十四の瞳』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

『二十四の瞳』は、1954年に公開された木下惠介監督の代表作の一つです。壺井栄の同名小説を原作とし、瀬戸内海の小島を舞台に、一人の女性教師と12人の教え子たちが、激動の昭和初期から戦中、戦後にかけて…

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『二十四の瞳』は、小豆島を舞台に、若き担任教師と12人の生徒たちが激動の時代を懸命に生き抜いていく姿を描いた作品。冒頭の幼少期のシーンはやや長く感じられるものの、後の展開に深みを与える重要な伏線とな…

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Anne
3.1

8月の終戦頃に観るのにおすすめの映画。
戦争を経験することはできないけど、少しでも知る機会になると思う。

戦争前後での小さな島である小豆島で、女性教師として生きていた大石先生がメインのお話。
戦争…

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4.0

静かだけと強烈な反戦メッセージ。
誰もが知っている唱歌の数々が郷愁を誘う。

大石先生は決して清廉潔白なだけでなく、着任当初は地元住人から陰口を叩かれていることを母親に愚痴ったり、学校の愚痴を夫にこ…

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つい最近、高峰秀子の「わたしの渡世日記上下」を読みました。
昭和を代表する女優で、天才子役の名を欲しいままに、幼児期から死ぬまで途切れる事なくご活躍され、演技も幅広く、一筋縄ではいかぬ家族の事で苦労…

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mi
3.7
なんか素朴なのに目が離せなくてよかった。橋口亮輔が好きとのことで見た。集団の運動!

中盤まではホロライブがいなかった時代の貧しい娯楽の話だったが、ラスト30分(終戦後)からは泣きそうになった。高峰秀子、年齢の演じ分けしゅごい。これは反戦映画として、エンタメとして作られつつ観終わった…

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Tats
3.9
悪い人間が出てこなかったり、子供が素直過ぎたり、お約束が過ぎたりと、安っぽい内容と感じる人もいるかもしれないが、そんなものはどうでもよいと思えるほどの良さがある。
tanzi
3.4

この味わいはやはり戦前戦中戦後を過ごしてきた人たちにしか出せないだろうと思う。

思いの外子供達の歌う唄が多く、そこで時代の移ろいを表現するのも定石とはいえしっくりくる。
映画『二十四の瞳』がそうい…

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海の色も山の色も昨日と地続きだけど、日常が少しずつ戦争に蝕まれていく。その空虚さと物悲しさがひしひしと伝わる映画だった。当時を生きたスタッフによって製作されたんでしょう。
高校の時使ってた日本史の資…

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