ヒロシマモナムール/二十四時間の情事に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ヒロシマモナムール/二十四時間の情事』に投稿された感想・評価

ROHNO
4.3
あの人はどういう人だったのだろうとよく思うのだけど、知れば知るほどよく分からなくなる。

脚本を書いているので当たり前だけど移動する風景とオフの声が重なるときにデュラス味が顕著に感じられて良かった。
tam
5.0

冒頭の有名なシーンはめちゃ良かったな。
2人が「見る、知る」ということをどう捉えるかが、お互いの関わりの中で変化していく、みたいなことはなんとなく分かる。でも、それにしても恋が人生そのものみたいな振…

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本当に美しかった
2人とも

日本の昔の曲をバックにフランスのヌヴェールの風景が流れるのはなかなか面白いコンビネーションだった

2人が長話をしてビンタした喫茶店行きたいと思ったけど今はもうないみた…

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由
4.5

直接的な描写を避けながら、戦争が与えた負の残滓を普通ともいえる日々を過ごす男女を通して描くところが『かくも永き不在』に似てるな、と思い調べたら脚本家が一緒だった。
マルグリット・デュラスという女性の…

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迫真の武田泰淳と、横たわる『愛の記録』
彼女が通りすぎた三井銀行広島支店は、今はショーウィンドウになっている。
「忘却は全てを奪う。少しずつ。完璧に。あなたは歌になる」
塩湖
4.5

再見。記憶が言葉をつくりだすのか言葉が記憶をつくりだすのか、そんなことを問いかけてくる映画。レストランでの男女の眼差しのあまりに複雑な交わりが忘れ難い。最後は存在しない名前をお互いにつけて呼びあうよ…

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5.0
愛の地平で、忘却と想起が一致する奇跡的な一点

1回目.2024.10.14
2回目.2025.2.9
CLEO
4.5

戦争体験と恋愛経験が密接に結びついていき、一見無神経なようで意外と真摯にも思われる「知ろうとする」ことの誠実さが、苦しみを和らげるのかもしれないと思わせる。冒頭歴史的事実として述べられるヒロシマ、女…

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2人の大人の雰囲気に満ち溢れてる。
岡田英次、セクシーで、そしてエマニュエル・リヴァに惚れて、一緒にいてほしいと切望するんですよ!
そして、あの岡田英次を虜にさせるエマニュエル・リヴァ!
アンニュイ…

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マルグリット・デュラスの脚本。「君は広島で何も見なかった」は、「去年マリエンバートで」の「あなたは去年私と会ったでしょう」と語りかけてくるアラン・ロブ=グリエの脚本は、両作品とも記憶の呼び起こし、記…

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