リアリティのある殺陣への変遷に苦心する殺陣師の話。後半はかなり悲劇的な展開へ傾倒していてウル🥺しつつも個人的にはちょっとアツすぎたかな…
左幸子との、五十鈴との、すだれ越しの会話が良い。森繁×五十鈴…
関西弁の殺陣師を演じる森繁と文句を言いつつ彼を支える恋女房演じる山田五十鈴の掛け合いを堪能し、マキノの名人芸的ショットに酔う。しかし山田五十鈴が亡くなって京都の薄暗い部屋で中風となって一人寝入る森繁…
>>続きを読む山田五十鈴の瓜実顔と喋り方の優雅さにうっとり。左幸子も上手いけど、マキノ雅弘が所作を付けたのではないかな。『続清水港』や『男の花道』といったマキノ作品のみならず、溝口健二の『愛怨峡』といい、芝居を扱…
>>続きを読む前半は会話シーン含め、カットが細かく、それぞれのキャラクターを生き生きと写していると思った。
後半は役者の渾身の演技を堪能できたし、ストーリーの力もあって泣いてしまった。
ところどころ聞き取れないと…
『殺陣師段平』を観た後すぐに鑑賞した。
同じマキノ監督が同じ新劇の殺陣師の題材を僅か5年の短い歳月を経て再制作したくなるほど自身にとっては魅力的な題材だったんだろう事が滲み出るような作品だった。
森…