アントニオーニは人物を撮る作家だと思っている。人物の、ごく個人的な苦悩に根差した個人的な目線から眺められた事物を画面に収める作家。そのため「誰を撮るか」はいつも重要で、『欲望』以前の彼はモニカ·ヴィ…
>>続きを読む資本主義批判とか学生運動批判とかのほうはあんまり本気じゃなくてアントニオーニのアメリカ見聞録みたいな旅行記っぽいところと映像自体の面白さだけ残った、15年振りくらいに見たけどあまり感想が変わってない…
>>続きを読む半世紀前の巨匠、自由すぎる。
正直ストーリーは(普通の解像度で観れば)引き込まれるようなものではないけど、それを補って余りある音楽とビジュアルが素晴らしかった。
50年前のアメリカの何もかもがレ…
人間も動物と同じような野生の部分を持ち、時には望んで危険を冒してしまう。そのワイルドな欲望は、置かれている立場や育った時代、あと差別ではなく性別による考え方の違い部分もあるのでしょうか。
そんな示…