第一次世界大戦後ドイツ
国家が機能しない混乱の時代
"群衆の正義の危うさ"とか"正しさは誰が決めるのか"とかいったテーマ
1931年の作品とは思えないほどアートディレクションが完成されていて、退…
1931年。アドルフ・ヒトラーが、1933年1月に首相となった年の2年前。第一次世界大戦(1914 - 1918年)で、敗戦国となったドイツが、1919年のベルサイユ条約で、戦勝国(アメリカ、イギリ…
>>続きを読むもうこの時代に映画は完成されていた、と思える作品でした。1930年代に作られたとは思えないクオリティの高さに衝撃を受けました。ただ可能であれば物語にもう捻り欲しいとは思いましたが映像、脚本共に大満足…
>>続きを読む931年公開のフリッツ・ラング監督のドイツ作品。出演はピーター・ローレ、オットー・ベルニッケ、インゲ・エステート、エレン・ウィドマン、グスタフ・グランジェンズ。1930年のドイツ・ベルリンで連続少女…
>>続きを読むどうしても殺人鬼の顔見ると職場の人を思い出してしまって気が散る
カットが良いなと思う場面が多い あとサスペンスという割に最初から犯人の正体は全開で、犯人がどう追われるか、どんな処遇を受けるかにフォ…
モノクロ、音数が少ないのでちょっと長く感じたけど、タイトルの『M』ってそういうことなのね!ってわかるシーンぐらいからめちゃくちゃおもしろくなってくる。
M役の人、眼の演技がヤバい。少女を見つけた時…
構図や演技にはいくつも見るべきところあり。
冒頭の殺人鬼の影が少女を甘く誘う構図など最高にシビれた
中盤まで「M」の姿は影以外スクリーンに登場せずその周囲がてんてこまいする様子は、かえって「M」の…