弱い侍が強い侍を倒さなければならなくなって、卑怯な倒し方をする話。
改めて書くとすごい話だな。
弱い侍が松田優作で強い侍が丹波哲郎。
松田優作という人の滑稽味がよく出ていて気持ちいい。
…
これ、面白い。
松田優作も丹波哲郎も力みがなく、うまく演じている。時代劇も、木枯し紋次郎や、子連れ狼で、それまでのスタイルから脱皮したものになった頃。桑山正一さん懐かしい。女優2人も魅力的。
山本周…
真っ向勝負では敵わない剣豪を違う手で倒すべく、執拗に嫌がらせを続ける臆病侍。
自決→ちょんまげだけくれ→『~完~』の流れが唐突かつあっさりすぎて非常に混乱。
その後を一切描かない潔すぎるラスト。
全…
「太陽にほえろ!」以後、『龍馬暗殺』以後、「探偵物語」以前、『家族ゲーム』以前の、優作主演の時代劇。
監督の大洲齊は、テレビ時代劇専門の人で、劇場用映画は、ほぼこの作品だけ、と云う、幻の映画、と云っ…
これ好きなんですよね。シンプルだけど落語的で 気が利いてて。
松田優作が松田龍平さんみたいで。大人っていうよりは少年に近いただずまいで。宿敵が丹波哲郎っていうのも説得力があって。音楽がファンキー&…
永田プロダクション・大映・映像京都提携作品。山本周五郎原作の、2度目の映画化。1回目は72年『初笑いびっくり武士道』でこちらの方が出来は良い。本作は松田優作と丹波哲郎の主演。話が直線的で、骨格だけの…
>>続きを読む松田優作が時代劇的な演技ができているのかと言われると微妙なところだと思った。
とは言え表情などの演技は絶品。
丹波哲郎は厳ついながらも、温情がありそうな風貌で「ひとごろし」と叫ばれたからと言って…
松田優作演じる臆病侍が、丹波哲郎演じる豪傑侍に正攻法では勝てないから嫌がらせをし続ける映画。ちょっと胸糞ではある、時代劇らしい時代劇が好きな身としては、最後に松田優作が斬られるくらいあってもいいよう…
>>続きを読む松竹のクレジットだが大映制作。
優作にはどちらの印象もない。
調べたら"太陽にほえろ"に出演した後くらいで、27歳。
優作独特のすっとぼけた演技はすでに確立されていて、臆病武士を好演。
謎の制作背…
まともに闘っても勝てないので近寄ると殺されるぞと遠くからしつこく騒ぐ。犬が恐くて頭ぶつけて逃げて隠れて全身震える松田優作。淑やかでも大人しくもない虎みたいな高橋洋子。ちょっとだけ岸田森。渡辺宙明の音…
>>続きを読むKADOKAWA