このレビューはネタバレを含みます
松田優作が時代劇的な演技ができているのかと言われると微妙なところだと思った。
とは言え表情などの演技は絶品。
丹波哲郎は厳ついながらも、温情がありそうな風貌で「ひとごろし」と叫ばれたからと言って…
松田優作演じる臆病侍が、丹波哲郎演じる豪傑侍に正攻法では勝てないから嫌がらせをし続ける映画。ちょっと胸糞ではある、時代劇らしい時代劇が好きな身としては、最後に松田優作が斬られるくらいあってもいいよう…
>>続きを読む松竹のクレジットだが大映制作。
優作にはどちらの印象もない。
調べたら"太陽にほえろ"に出演した後くらいで、27歳。
優作独特のすっとぼけた演技はすでに確立されていて、臆病武士を好演。
謎の制作背…
まともに闘っても勝てないので近寄ると殺されるぞと遠くからしつこく騒ぐ。犬が恐くて頭ぶつけて逃げて隠れて全身震える松田優作。淑やかでも大人しくもない虎みたいな高橋洋子。ちょっとだけ岸田森。渡辺宙明の音…
>>続きを読む臆病者の腰抜け侍が、強者剣豪あいての上意討ち。なり振りかなわぬ弱者の知恵が、剣豪を追い詰めていく様子を松田優作が楽しそうに飄々と演じている。負け犬の遠吠えのような攻撃が徐々にボディブローのように効い…
>>続きを読む松田優作が訳あってひたすら丹波哲郎にウザ絡みし続けるお話。
主題としては「『武士とは』ww」って事なんだろう(丹羽哲郎を起用したのは「切腹」を意識してたのかも)が、優作の完全にコントノリに振り切っ…
このレビューはネタバレを含みます
2024年5月にFODチャンネル for Prime で視聴できた。
古い映画であるが松田優作と丹波哲郎が懐かしく感じた。
これは武士道とはちょっと違たコメディタッチの時代劇で、なんか弱者とツワモノ…
KADOKAWA