ひとごろしの作品情報・感想・評価

「ひとごろし」に投稿された感想・評価

Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

3.5
松田優作がひたすら「ひとごろしー!」と叫ぶ姿が印象的な映画!
逃げるが勝ち!
記録用

山本周五郎原作。
松田優作主演の時代劇!

「面白いに決まってる!」

そう思って観たものの、何度も寝落ちしてレンタル終了…

したがって、落ちも分からずスコアレス。
記録用とさせていただきます。

このレビューはネタバレを含みます

 

自宅(CS放送)にて鑑賞。35年前の'76年公開、山本周五郎原作。タイトルとは裏腹にコメディ・タッチな一種のロード・ムービー。風景がビビッドで美しく収められており、何度か登場する明るい昼間の雨シーンもよく撮れている。主演“双子六兵衛”役でコミカルな松田優作が観れる。当時プライベートで中村雅俊と争奪戦を繰り広げた五十嵐淳子が“かね”で出演。“およう”の高橋洋子、初々しく瑞々しい演技。“仁藤昂軒”役の青年期の丹波哲郎はアグレッシブな上、堂々として存在感が有り、晩年の印象とは随分違う。50/100点。

・鑑賞日:2011年9月2日
★☆ 某サイトより転載 ☆★

 
小森

小森の感想・評価

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ひとごろしー!!!
強過ぎて藩を追われた丹波哲郎対最弱のヘタレ武士松田優作!自分が弱過ぎるせいで妹が嫁に行けないと知った松田優作が、妹の為に丹波哲郎の仇討ちを引き受けるんだけど、ビビり過ぎて敵前逃亡。
最弱が最強に勝つにはどうすれば良いのか、トンチを使った戦いが始まる!
面白かった。どんどん立場が変わっていくのがいい。「逃げるが勝ち」を極めた男の生き様かっこよかったです。
弱い侍が強い侍を倒さなければならなくなって、卑怯な倒し方をする話。

改めて書くとすごい話だな。
弱い侍が松田優作で強い侍が丹波哲郎。
松田優作という人の滑稽味がよく出ていて気持ちいい。

まあ追いつめられる丹波哲郎が可哀想で可哀想でちょっと観てられない。
段々松田優作に腹が立ってくる。卑怯だ。
なんかTwitterみたい、丹波哲郎が炎上させられてるの。どんどん生活がままらなくなる。辛くなった丹波哲郎が「正々堂々勝負せえ」と言っても松田優作は勝負しない。
追いつめて追いつめて追いつめた松田優作が丹波哲郎と対峙した時の両者の眼の表情の違いは見物。

結局強いものが弱いものを殺すのも卑怯であれば、知恵があるものが知恵の無いものを倒すのも卑怯なんだ、という気持ちにはなる。
ようはタイミングと立ち位置で、殺す側にも殺される側にも回るんだ、というようなことは再確認させられた。

でも、腕力の無い人間からすると確かにカタルシスはあったなあ。
タマル

タマルの感想・評価

4.0
概要
めちゃ強い侍に、松田優作が「ひとごろしぃ〜 ヒィ〜」と言い続ける映画。松田優作が弱い。

以下、レビュー。


いや〜ラストの切れ味が素晴らしい!!
剣豪だねこりゃ!剣豪映画!

「ただあんたが、私に負けたという証が欲しぃ・・・」

マジカッケェわ。
松田優作がチンピラ臭く演技し始めたときは、さすがにもうダメかと思ったけど、ラストで見事にバッサリいかれました。素晴らしい名画でした。

短いので、お手隙の折はぜひ。
オススメです。
丹波哲郎vs松田優作。
大映京都の古き良きスタッフワークとATG的70年代感。
アンチヒーローものとして、松田優作はまったくもって時代劇の芝居をしていない。

それに比べ、剣豪として、佇まいは完璧の丹波哲郎の存在感たるや。

この組み合わせの楽しさがこの映画の核。
そしてラスト。
対面し合う2人の立ち位置が逆転する。
そのアンチヒーローたる松田優作が、ここでまさしく鳴海昌平よろしく、キメてくる。
これまでの野暮ったさが、ひとつ、狂気に振り切れていく一瞬のための約80分。
色んなアンバランスを楽しむバランスの作品。
タイトルに反してコメディーぽくて古い時代劇をも飽きさせずみせてくれました。
なんといってもあのダーティ松田優作がまさかのヘタレ侍でストーカーちっくに敵を精神的に追い詰めるやり口。
ラストに向けてどんどん人が変わっていくお芝居も見もの。
楽しかったです。
kuu

kuuの感想・評価

3.5
松田優作さんが好や!と言う青年がレビューしていて、観はじめ、優作の独特のコミカルさが楽しめるハマっちまった!よく観てみたら!原作既読してた!優作は「太陽に吠えろ」のジーパン役後かなぁ!初の時代劇主演作品との事で、若くて脂がのってんなぁ。ちょっと「探偵物語」の工藤ちゃんチックな感じが随所に垣間見えて、成田三樹夫バリに「クドーチャン」って、いっちまったかな(嘘やけど)
時代劇やけど、堅苦しさを感じずに観られると思う。 簡単に内容を言うと、モヤシ侍の優作が、剣術の達人である丹波哲郎の首をとる任命を受け、実行するんやけど、あかんなぁ、かなりモヤシ侍やし、どうやって首を頂くのか?って内容。首を頂くまでの卑怯なやり方はナイスかな(笑)
ラストは痺れる!薦めてくれた、19才の青年に感謝
くぅー

くぅーの感想・評価

3.6
松田優作 vs 丹波哲郎の時代劇にこのタイトル…思わず身構えてしまうが、いやいや、まさかのほぼコメディ(笑)
剣では勝ち目の無い臆病侍がどう剣の達人を追い込むのか…この作品のタイトルを連呼し、追い詰める様が面白い。
コミカルな刑事物っぽい音楽が鳴り響き、華麗なる殺陣もなく、約80分でいきなり終わらせるラストは賛否必至かもしれないが…やはりこの怪優コンビの組合せは魅力的なのであった。
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