赤い砂漠の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『赤い砂漠』に投稿された感想・評価

映画作品のなかには、単体で観ても今ひとつ核心がつかみづらく、監督としての作品群(フィルモグラフィ)や、時代として前後に存在する流れのなかに置いてみなければ、うまく焦点を結ばないものがあることを、この…

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ChatGPT:

ミケランジェロ・アントニオーニ監督による1964年の映画『赤い砂漠(Il Deserto Rosso)』は、ポスト産業化社会における人間の疎外と感覚の変質を描いた、視覚的にも哲学…

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かず
3.3
勝手に評価項目↓
エンタメ 3.1
美術 3.3
脚本
・ストーリー 3.2
・キャラクター造形 3.3
音楽 3.3
構図 3.5
メッセージ 3.5
演技3.6

途中寝てしまった。
4.0
ロンドンのCLOSE UP CINEMAで視聴。

久々に観たんだが、字幕は英語だし理解できない。
そんな中でやはり映像の鋭さ。空間演出の素晴らしさをとても感じた。

最高の映画館で最高の映画を観た。
3.4
やや冗長に感じてしまったけど、要所要所でいい画、いい音楽遣いはあったし、虚ろな感じが通底しているのも良かった。もう少しイタリア映画慣れしたらハマるかもしれない。

多かれ少なかれみんな病んでる。
葛木
4.4
色彩感覚、人の配置が素晴らしい。鉄塔を登るところはダイナミックで感動した。映像だけでも観る価値あり。
メンヘラ映画。と片付けてはいけないのだが、今見ると存在論的なテーマがいかにもうっとうしく思える。アントニオーニ初のカラー作品を支えたカルロ・ディ・パルマのカメラがよい。

切り返しを使ってなかったり、ひとつひとつのショットが気合い入っててカットが切り替わるたびに刺激があり、見ることそれ自体がサスペンス性を帯びてくる。色彩も豊かで、工業地帯の中での女の緑色コートと子供の…

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三宅隆太が言うところの「窓辺系」。物語の射程の短さ。失われていく記憶。
アントニオーニといえば個人的にはコレ

抑えた色調の中で、終始置いてけぼりにされているあの感覚…モニカ・ヴィッティのダルそうな目がたまらない

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