“要は信じる事を行う事さ
己のため 人のために
心の平安のために”
信じることは他者的な意味より、自身の精神に安定を与えるために行う行為であり、不信は精神を苦しめ、行き着く先は自己破壊である。
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劇中のラストに語られる毒性を帯びた黄色い煙とそれを避けて飛行する鳥の話がかなり暗喩的にジュリアーナの苦悩を象徴していて、これのおかげで全体像が掴めた。ようは認識としては踏み込んではいけない領域だと理…
>>続きを読むこれまで完全にノーマークだったミケランジェロ・アントニオーニとモニカ・ヴィッティの組み合わせが、極私的にツボ。
個人的には白黒の「太陽はひとりぼっち」のほうが、都会の空虚さや俳優陣の心象心理の描き…
「ヴェロニカフォスのあこがれ」でも抱いた疑問。明らかに精神不安定で厄介そうな女性であっても、美人であれば男は手を出したいのか?映画でした。笑
事故だけが原因ではない気がする、もうずっと前から兆候はあ…
高度経済成長。
豊かな自然を切り崩して立つ豊かな経済。
向上した利便性。
進んだ環境汚染。
近代化が生み出す孤独感。
多様化、個人化、個人主義。
ディスコミュニケーション時代の到来。
人々を隔てる心…
難しかった。
車のスリップ事故で精神を病んでしまったジュリアーナ。夫の紹介で知り合ったコラドは彼女に惹かれ苦しみに寄り添ってくれようとするが...。
無機質で退廃的な雰囲気の工業地帯。赤い炎や黄色…
ミウッチャプラダが1番好きな監督というアントニオーニ。
カラーバランスと構図が素晴らしすぎる。初っぱな緑コートと煙突から出る炎にグッときた…。
途中、引き抜き(たぶん)に行った家の奥さんが着ていた…
アントニオーニ監督、ただ不安だけど、愛!
脚本監督ミケランジェロアントニオーニ。
ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞。
映る風景は灰色がかった工場地帯、汚いカラフルな小屋、海岸ばたの船、…