ミケランジェロ・アントニオーニ初のカラー映画でモニカ・ヴィッティとの最後の作品。
人妻ジュリアナは工場技師の夫ウーゴを訪ねに息子の手を引き、殺風景な工場地帯を歩いていく。
彼女は交通事故で受けた精…
いい大人が工業地帯の荒地をブラブラしてるだけなのだが。案の定砂漠など出てくる訳もなく暗喩なのだろう。「自然」の対極の様な風景。現代社会の舞台裏はこんなんですよ、その周辺の人間は多かれ少なかれ病んでま…
>>続きを読むなんか、愛の不毛三部作と撮り方ちがうくなーい?!
モニカビッティを後ろ姿にズームインしたり、ボヤけた画面にしたり…
カラーだから色々チャレンジしたのかな?
東山魁夷の絵みたいな画がちらほら🖼️
いつ…
ストーリー何もわからなかった。
なんの話なんだ。
工場のスモッグでちょっとやられた人の話なのか?と本気で思ってたけどレビュー見ると全然違った。
息子に聞かせた島の女の子の話は印象的で美しいと思った…
捉えどころの無さは、精神が病んでいると思えば理解出来ますが。
夫は妻を見ているようで見ていない。彼女に関心を持った同僚は距離を保ったままなので要らん緊張感はあった。
石油プラントのような工場だけの…
鬱状態であるジュリアーナの視点から見た世界ということもあって、作品全体が漠然的。あやふやで混沌としている彼女の心理をここまで映像として描写しているのは凄いとしか言いようがない。
工業地帯や港の濃霧な…
孤独とか不安というのは、生まれついた瞬間から魂の中に混じり込んでいる気泡のような空洞である、とか、愛はスカイダイビングに似ていて、飛び降りてからずっと怯えてパニクってるとパラシュート開けなくて死ぬ、…
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