パリを舞台に6人の孤独な男女が織りなす日常を描いた映画🎬
6人それぞれの悩みや孤独が凄く丁寧に描かれていたし実はそれぞれちょっとずつみんなと繋がっているのも面白かった…。
でも、最後はなんか切ない…
アラン・レネ、初期の作品しか知らないからてっきりずっとハードコア作家なのかと思ってたのだが、最晩年の本作はめちゃくちゃライトな映画だったので困惑した。にしたってライトすぎだろうよ。主要人物たちが絶妙…
>>続きを読む面白いかどうかは一旦置いといて、とにかく緻密な構成に基づくアラン・レネ最晩年の群像劇。
現代のパリで、
(恐らく)不名誉除隊を喰らった軍人の男、
その男との関係が崩壊した妻、
年の離れた兄妹、
認…
なんでかは説明できないけどすごい好きな作品だった
別にありきたりな話だと言われればそれまでだし
兄と妹の歳離れすぎな所が気になるけどこういう現代人の孤独の詰め合わせ群像劇みたいなのに弱いのかも
しか…
霧のパリの中のさりげない粋な雰囲気、日常的にありがちな失望感を軽妙に映し出す巧みさ、六人それぞれの魅力的なキャラクター作り(特に女性三人の溢れる魅力)が印象的。しっかりと作り込まれているので、ただの…
>>続きを読むアランレネは耄碌せず。
大好きな『死に至る愛』を想起させるシーケンス感に挿入される降雪のカットが嬉しい。
室内での俯瞰のカットは、劇中の相関図をまるで神の如く認識できるわれわれ鑑賞者という存在を強…