六つの心に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「六つの心」に投稿された感想・評価

Pinch

Pinchの感想・評価

4.4

霧のパリの中のさりげない粋な雰囲気、日常的にありがちな失望感を軽妙に映し出す巧みさ、六人それぞれの魅力的なキャラクター作り(特に女性三人の溢れる魅力)が印象的。しっかりと作り込まれているので、ただの…

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粉雪被せる場面転換がクドい。
イザベル・カレは美麗極まれり。
monaminami

monaminamiの感想・評価

4.8

ほっこりハートフルストーリーと思いきや、そうはさせんとアラン・レネ。他人の心の中は誰にもわからぬ。後半にゆくにつれてだんだん雲行き怪しいどころか雪降りまくり。そしてマリアのような顔した悪魔のようなビ…

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otom

otomの感想・評価

4.8

孤独。人生、晴れの日もあれば曇りもあるって事で何となく良い雰囲気になると見せかけて、色んな種類の壁が立ち塞がる。上から眺める物件の如く、神の様な慈愛に満ちた視線でそれらの物語を描くアラン・レネ。シー…

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akrutm

akrutmの感想・評価

4.6

静かに雪が降りつむ冬のパリを舞台に、孤独な男女6人が織りなす日常を静かに描いた、アラン・レネ監督の群像劇形式のヒューマン・ドラマ映画。男女6人は恋人(退役軍人で無職の男性とその恋人の女性)であったり…

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カンヌに出席したレネの姿を中継放送で観て、本当に最期が近いと思い知らされたが、同時に、だけどどうして、一方で作品はこれほど、どんな若い才能よりも高揚してるんだ、と表現者のはかりしれないあり方に思…

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kai

kaiの感想・評価

4.1
パリに住む6人の生活の一部、心の中を覗いたような映画でした。
それぞれが「孤独に生きている姿が自然」なところが素敵でした。
manekikumi

manekikumiの感想・評価

4.5
寄り添っているようで、心の扉は何重にもあって開けるたびに傷つく事を大人は知っている。

寝たきりの父を持つ男、信仰深い女、同僚に翻弄される男、部屋を探す女、呑んだくれの男、夜な夜な出掛ける女。

冬のパリで繋がる6人の男女による孤独を描く物語。


映像と音楽はもちろん、
さりげない台…

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関根

関根の感想・評価

4.1
六人それぞれの心のうちが嫌という程伝わってくる。ただの雰囲気映画にならず、しっかりドラマ性があると思う。

ただ、フランス映画の割にお洒落さは無いような?
なんとなくダサいのもまた、リアルではある。

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