あれが港の灯だの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『あれが港の灯だ』に投稿された感想・評価

在日二世の船乗りは日本人を救助し同胞に拿捕され日本人に罵られ同胞の流れ弾に倒れる。
水木洋子の脚本を今井正が監督、民族問題を取り上げた社会派作品。玄界灘のシーンが見事。


今井正らしい社会派ドラマ。朝鮮生まれの青年が日本海域の底曳船漁師として働いているが朝鮮人怪船による襲撃拿捕で日本人と衝突する問題に同胞人として心苦しく身分を隠して暮らしている。“二つの民族の祈りと…

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月影
4.0

出自に関して全てを知りながら受け入れてくれた山村聰はえらい。
李承晩ラインによって漁船の拿捕や乗組員の虐殺は事実だが、日本人として普通に働いて暮らしていた青年に怨みをもつのは実にいやらしい。
そして…

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漁師の世界を舞台とし、在日韓国人の苦悩と、日本人との交流、侮蔑を描いた社会的映画。最近触れられる事が少なくなったなぁ。当時ほどではないにせよ、課題はたくさんある。こうゆう映画も時には上映する必要があ…

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Omizu
3.5

【1961年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
名匠・今井正監督が1952年、韓国の李承晩大統領が設定した李承晩ラインを背景に、漁船乗組員として苦悩する在日青年の苦悩を描いた社会派作品。

冒頭…

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mh
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「キューポラのある街」の前年に作られた、日韓問題をモチーフにした社会派エンタメ映画。
李承晩ラインが引かれたことで、韓国との間に摩擦が生じたことを様々な角度から描いてる。
冒頭の漁業無線のくだりがめ…

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こんな映画があったのか! これは60年近くも前の日韓問題を扱っている。しかも加害と被害の関係が逆だ。1952年、韓国の李承晩大統領は勝手に境界線を海洋にひき(李承晩ライン)、その中では韓国が漁業管轄…

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イシ
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やっぱり実直なのはわかるけど、辛いだけだった。
人種差別を受けて辛い思いをする人たちに乗っかっているだけという気がした。

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