二つの世界の男に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『二つの世界の男』に投稿された感想・評価

ドイツが東西に分かれていた時代の作品。
複雑な人生を送ってきて西も東にも居場所がない男性と、これから人生がある純粋無垢な女性の恋物語。
sleepy
4.4

「気味みたいなひとがいるのを戦争のせいで忘れていたよ」****




原題:The man between 1953 UK

戦争は都市と人を引き裂いた。『第三の男』では戦勝4か国に統治されたウィ…

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324
4.3

デストラクション、コンストラクション。ロケーション良すぎる。戦争映画のような作業灯のライティングも良い。蔓延する疑念。化け物が人を呑み込むように、徐行する車のドアが開き女を誘拐するシーンが秀逸。まさ…

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こぅ
4.1

[タツヤ発掘良品]にも認定された、もう一つの【第三の男】(姉妹品)とされる、キャロル・リード監督による、第二次大戦後のベルリンが舞台の【巻き込まれ型・ラブ・サスペンス】の秀作。
脚本は、【情婦】のハ…

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この映画で監督のキャロル・リードは主役にJ.メイソンをもってきた。知っての通りJ.メイソンはどちらかと言えば悪役の顔であり、主役を張るような柄じゃない。ヒッチコックの北北西に進路を取れでは、見事な悪…

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『第三の男』の名匠キャロル・リード監督作品。
第三の男から四年後に公開されたこの作品は、リード監督の持ち味である『光と陰』の使い方は流石。
物語も捻りが効いているし、『無冠の帝王』ジェームズ・メイソ…

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4.7

1952年作にして、あまりに生々しい戦争の傷跡を残すベルリンロケ。ベルリン封鎖が1948年、スターリンの死去が1953年、ベルリンの壁が1961年。導入部からいきなり不穏な感じが横溢。ライムライトの…

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