肉屋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『肉屋』に投稿された感想・評価

ハーシェル・ゴードン・ルイスもかくやというような画面の安さに正気を疑っていたが、腹を刺した男を車で病院に送るところからエンディングまでの一連のクライマックスは圧巻で、儀式のようである。
“儀式のよう…

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3.4
ちか、しぶ
kotono
-
後半の階段どたばた駆け降りるあたりとくに怖い。男が女を後ろから見つめて女が振り返るところいい。やっぱりナイフが映ると人が死ぬ
4.0

ステファーヌ・オードランとジャン・ヤンヌが二人で料理をする何気ない場面で小さなナイフが手渡されるだけで物騒な感覚が画面に蔓延る。終盤にジャン・ヤンヌが教室にスッと入ってくる感覚は『恋の秋』同様にこれ…

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4.0

物語上の暴力は、いろいろな条理的な出来事や意思がガッチリと噛み合って、もうどういう風にも動かなくなった時に、その緊張状態を瓦解する必然的な不可抗力として描かれることが多い。
もしくは、偶発的に発生し…

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ゴダールと同じこと言ってる。映画が物語になるのを拒んでる。ただそれが結構わかりずらい。役者のカメラ目線の合図がなければ気づかない。左右対称ってのもめちゃくちゃわかりづらい。一見すれば強度のないサスペ…

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シャブロルのオリジナル脚本。シャブロルお得意のミステリー。殺人現場に、肉屋の彼に送ったライター。彼が犯人なのか。信頼と不信。揺れ動く女教師の心。そのあとの展開も、不安と不信は高まるばから。面白い。な…

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kazoo
4.0

フランスの小さな村での連続殺人事件と、それに巻き込まれる肉屋の男と女性教師の関係を中心に描いたサスペンス映画。物語は、男が女性教師に恋心を抱く一方で、村では猟奇的な殺人事件が次々と発生することから始…

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